西鳥さんは少年役を演じるとお聞きしましたが。

  
はい。これまでも、遊びのシーンでは、何度か少年を演じたことがあるんです。
  「ペリペティア」のカモノハシ君とか「Relater」の小坊主とか。

キワモノばかりですね。

  ちょっと!キワモノって。失礼な(笑)。今回は、とってもピュアな少年の役なん
  ですよ。
  だから緊張します。あっ、考えてみると、少年役をやる時は必ず、主宰と絡ん
  でいますね。

岡崎が相手役というのは、どういう感じなんですか。

  不安です。主宰は、いつも本番になると突っ走りますから。正直言って迷惑
  だからやめて欲しいです。あのテンションについていくの、大変なんだから
  ほんとうに(笑)。

今度の芝居はとてもストレートだということですが。

  そうですね。台本を読んだ限り、今までの作品の中では、一番ストレートです。
  台本を読んで泣いてしまったのも初めて。悲しいというか、とても切なくて。

衣裳を変えず、小道具もほとんど使わずに何役も演じますよね。

  おまけにセットもほとんどない(笑)。衣裳や道具、セットに頼れない分、とても
  難しいけれど、やりがいはあります。スローモーションやストップモーションを
  使う表現も好きです。カラダはしんどいけど(笑)。

今回の舞台について。

  そうですね。お客さんに伝えたいことは、「人と生きる幸せ」かな。

どういう意味ですか?

  
ふっふっふ。

???
                                    (取材・文 nick)




戻る